ソープワート"シャボンソウ"
初めて手に取ったソープワート、茎や葉はまさにナデシコ。
花は柔かくふっくら立体的に咲き、純白の花が涼しげです。
名の如く葉や茎、根に含まれるサポナリン、サポブラニンがかつて石鹸の原料だったそうで、
現在でも、自然由来の成分が生地を傷めにくいことから博物館で織物の洗浄用に使われているそうです。
日本でも第二次世界大戦中の石けん不足に使われていたとか。
本来は30分程煮出してから泡立てるのですが、試しに水に浸し揉んでみると泡が出てきました!
ハーブの類なので園芸品種で出回っていて、切花では夏場の短い時期だけに入荷があるようです。
ラベンダー、ホワイトカラント(カシスのクリーム色)、エンシクリア、セルリアなど夏の花を束ねた、サマーウェディングブーケです。